- Home
- 下地腐り・経たりによる屋根トラブルを直す
一目見ればわかる、あ、下地がダメだ、こりゃ。
ならば直すまで!屋根ひっぺ返して、とことん下地をやり替える!
これから屋根の構造をわかりやすく説明すんだがよ、わしらやまざきは50年の実績で屋根を見るだに。
屋根の凹み方、痛み方見っと、だーいたいわかんだが、おいそれ、はい!全部交換しなくちゃダメよ!
とは言えねーんだぁ。わんさとお金がかかるべさ。だからこそよ、真剣に考えなくちゃならん。
保険使えば¥0だからって、高飛車な改修すんのは、わしゃ好きでねー。
まずぁ、お客さんと一緒に、考えてーな、わしゃ。この50年の目を信用くれりゃ、損はさせねーよ。
このページの目次
屋根の構造はこーだ!
表から見てたって、キレイに仕上がってんなー ってな感じで、その中身のことなんて、そーんなに興味も無いだろし、お客さんたちは知る必要も無いかも知れんが、ただ、モノ事ってよー、この世に存在するモノすべてにさー、存在する理由があり、そう形作られる理由があり、それぞれに名称があり、機能がある。そんなことをちょっとでもわかると、目にするモノすべてがすんげー面白くなるんじゃねーかななんて、生意気にも考えてんだぁ、わしゃ。たかが屋根だけんども、知るだけでちょっとでも親しみが湧いてくれたら、わしゃ嬉しーだに。
- 金属屋根の場合の構造図
屋根下地名称
木造建築なら木板となる。針葉樹コンパネ12mmが一般的な住宅に使われるが、合板は腐食性が高く、こだわる大工は現在も杉板や桧板を使う。古い住宅の大半は杉の4分板を使っている。
防水紙のこと。道路のアスファルトと同じ成分で紙化させてあるので、アスファルトルーフィングとも言う。多少の粘着性と低腐食性が防水の要です。田島ルーフィング製が有名。
栂、杉、桧、米松の13×15(いっさんいんご)が一般的に使用されていたが、最近の新築の主流は15角や15×18など、サイズアップしている。2×4(ツーバイフォー)もプレハブ住宅には多用される。
瓦でも金属でも屋根を葺く際には下地として必須パーツ。12mmコンパネを野地板として使う際には分を合わせ、4分貫を使うのが一般的。打っておくことでコンパネが貼りやすくなるのと、垂木の反りを抑えたりという機能がある。
垂木の小口方向へ装着する際は鼻隠しと言い、登り方向の垂木横っ面に取り付ける際は破風板という呼ぶ。まったく同じモノ。現在は木板を使った場合でも表面に難燃材を化粧で貼ることが多い。
害虫対策として塞ぐ目的が主だ。鼻隠しに対して直角に形づくるのが最近の流行り。換気口などを設け、天井裏の熱気を逃がすことも重要視されている。
野地板トラブル
- コンパネを使った際の弱点
- 合板ゆえに木の呼吸ができず腐る
- 接着剤が腐る
- 重量がある
野地板の木板の特徴
野地板種類
杉板
ラーチ合板(針葉樹)
ラワン合板
表面
特徴
肥料などの調整により成長スピードを上げると目が荒くなる。白い部分は柔らかく加工はしやすいが弱い。赤い部分は固く丈夫。
木目が強く、針葉樹からできているコトもあり、耐雨性に優れ、湿気や風化に強く、構造用合板などと言われている。
対して広葉樹からできている木目がない表面がつるつるなメリットを生かし、内装材として使用する仕上げ材として用いる。
ポイント
最近の杉材は昔みたいにずっしりと重たい赤い材料が少ねーな。赤くて黒くて重たいのが屋根の野地板には丈夫で適してるんだけんども、白くてぷっかぷかだわ。林業の乱獲が要因なんだわ。杉花粉もそうだが、材質まで影響するとはな。
構造用と言われているコトもあり、屋根下地には最適だわ。注文住宅や、しっかりとした工務店で建てた住宅は、まず、間違いなく、ラーチを使用してんな。やまざきでも、リフォーム時には腐った木材の代わりに使用しとるで。
なぜ、ラワンを屋根下地に使っているか理解出来んが、特に、分譲販売の建売住宅の場合は、内装材としてまとめて購入しコスト削減策として野地板にも使っていたと判断できんな。有名ハウスメーカーで建てた家で5年で腐っていたケースも。要注意だ。
おすすめ度
- 無垢材を使った際の弱点
- 呼吸できるがゆえ、木が痩せてスッカスカ
- スッカスカゆえに遮音遮熱性能が劣る
- 材料費が高くなる
やまざきの屋根裏換気システム新設工事
屋根を傷めないための屋根裏換気システムをやまざきは考えています。
そもそも、この屋根裏換気システムは、屋根裏に大型換気扇を稼働させて、家全体の給排気を促進し、屋根裏に溜まった熱気を棟から外に逃がす方法を取ります。(図参照)
やまざきは、これを応用し、軒下換気口から屋根裏だけに限定した、マクロな屋根裏換気システムをオススメしております。
【空気の流れ】
軒下換気口 → 屋根裏 → 換気扇 → 排気棟
これは、通常の目的である、温度管理という側面だけではなく、前述のとおり、野地板や屋根材が呼吸できないことによる屋根を腐らせないひとつの方法として、やまざきは着目しています。
また、屋根屋が換気システムを施工するメリットとして、室内内装を壊さずに、屋根を解体し、屋根の上から換気システムを屋根裏に設置することが可能です。
お客さんのお家を長持ちさせるひとつのアイテムとして、ご検討頂ければ幸いです。
家全体の大型換気システム
※夏場の場合を想定した図
ルーフィングトラブル
ルーフィングには耐久年数に限界がある。
セメント瓦の場合
カラーベストの場合
ルーフィング各メーカーの特徴それぞれ
- アサヒルーフィング G
- アサヒルーフィング G (糊付き)
- アサヒルーフィング SA1240
- アスファルトルーフィング1500
アスファルトフェルトを被覆用アスファルトおよび珪砂で加工
耐久性、対候性、安全性を加えた商品
あらゆる屋根下葺材、アスファルト防水材として広く使用
16M×1M
- カラールーフィング
アスファルトルーフィング940の表面を特殊塗料でカラーコート
従来の製品では分かりにくかった墨打跡もクッキリ
特殊塗料が表面の珪砂をコートしてるので滑りを防止
21M×1M
- 機械的固定工法用SBS系改質アスファルト
パラフォル・ソロGFX-JS
- ガムスター Tシリーズ
ドーム球場などの大型屋根から、長期優良住宅の屋根まで、最高級品質の下葺き防水材「Tシリーズ」
- ガムスター Qタックシリーズ
新築、改修にも。粘着タイプで貼ってしっかり守る!「タックシリーズ」
- ガムスター SEタック2
粘着タイプの汎用品。お手頃なのに確かな防水性!
- ガムスターSP 特殊防滑処理
高い安全性と柔軟で優れた施工性を実現。大型物件から寺社仏閣の改修などの急勾配での作業に。
- T330 遮音・防水
遮音と防水をワンストップ施工が可能。優れた性能をこれだけで実現できます。
- T2-AL 高耐候・遮熱・防水
高い耐候性と防水性を兼ね備えた高性能製品です。
- クールバリアS 遮熱・防水
高い防水性能と、遮熱機能を兼ね備えたワンストップ製品です。 - T2-Bタイプ ブチルゴム系
熱に強いブチルゴムを使用。金属屋根面でのカバー工法などに採用されています。 - 改質アスファルトルーフィング
改質アスファルトの層が、優れたビス穴シーリング性を発揮します。また、表面材の合成繊維不織布により高い強度を保ち、芯材に特殊原紙を採用することで優れた寸法安定性を実現します。
- 高級改質アス Sシリーズ
大手ハウスメーカー様の要望にもしっかりマッチした高品質な下葺き材「Sシリーズ」。芯材に合成繊維不織布を採用した高品質なシリーズです。機械的強度はもちろんのこと、寸法安定性・釘穴シール性にも非常に優れています。長期優良住宅・長期保証にも対応可能。
- アスファルトルーフィング
JIS A 6005適合 アスファルトルーフィング940/アスファルトフェルト430
- 最高級改質アルファルとルーフィング サンルーフ007
合成繊維不織布を基材に用いて、特殊合成樹脂配合の改質アスファルトを塗工しているので、防水性・シール性に優れています。
- 高級改質アスファルトルーフィング ヤネイチⅡ
一般的に使用される改質アスファルトルーフィング(当社、レギュラー)と比べ、特殊合成樹脂配合の改質アスファルトを多く使用しているので、防水性・シール性に優れています。
- 改質アスファルトルーフィング レギュラー
アスファルトルーフィング940に比べ、特殊合成樹脂配合の改質アスファルトを塗工しているので、防水性・シール性に優れています。
- 軽量改質アスファルトルーフィング サンライトG
表面に合成繊維不織布を貼り合わせているので、夏場の油分の染み出しを防ぎ、屋根材(瓦や板金など)が汚れにくい構成になっています。
- 軽量改質アスファルトルーフィング サンライトGL
表面に特殊クレープ紙を貼り合わせているので、夏場の油分の染み出しを防ぎ、屋根材(瓦や板金など)を汚しません。
- 粘着層付改質アスファルトルーフィング サンシール貼ってGO
本製品は、裏面に特殊改質粘着層があるので、従来の下葺き材を固定する際に使用するタッカー針を必要とせず、製品に穴を開けずに施工できるので安心して施工していただけます。
- 軽量アスファルトルーフィング サンライトルーフィング
本製品は、当社独自の特殊製法により軽量に作られており、運送時のコスト削減、施行時の効率アップに貢献します。(14kg/本)
- アスファルトルーフィング サンカラールーフィング940
表面をグリーンで着色しているので、墨打ち作業時に墨の発色が良く、確認が容易で作業効率アップに貢献します。
ルーフィングの種類
一般的に良く使用される防水紙となっており、ストレートアスファルトを紙や不織布といった基材に浸潤させた防水紙となっています。
アスファルトルーフィングの欠点である状態変化による劣化現象を改善したルーフィングとなっています。アスファルトのみを使用するアスファルトルーフィングとは異なり、アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチック等を混合することで、耐久性を向上させたものとなっています。耐久性は20年以上とアスファルトルーフィングよりも高寿命となっています。
ルーフィングを設置する際、カッターや釘を用いて屋根材にルーフィングを固定しますが、この固定部分が原因で雨漏りを引き起こすケースが多いことが問題となっています。その点、この粘着層ルーフィングは、カッターや釘を使用することなく屋根に固定が可能です。そのため、複雑な屋根の形状が原因で施工が難しい屋根材などに使用されている防水紙となっています。
アスファルトや改質ゴムアスファルトではなく合成樹脂を主成分としたルーフィングとなっています。
外部からの水分は通さない一方、内部からの湿気は外部に放出のできるルーフィングとなっています。カビの発生しやすい木造建築の家などに使用することで、建物を長持ちさせることが出来ます。
やまざきの下地取っ替え工事実績
やまざきがこれまでに手掛けて来た数々の下地取っ替え工事をご紹介致します。
工事ケース001
- ポイント!工事範囲拡張にも対応!
工事ケース002
- ポイント!全面葺き替えだが既存瓦を再利用!
工事ケース003
- ポイント!一部だけの下地取っ替え工事!
工事ケース004
- ポイント!屋根の役もん廻りの重点補修も!
やまざきの下地取っ替え工事カテゴリー
わしらやまざきが施す下地取っ替え工事や屋根裏換気システム施工工事にも、いろーんな種類があってよ。
ぜーんぶ交換するか腐ったトコだけやるかによっても、見積もりのアプローチがちゃうんだわ。
お宅さんの棟の工事はどこまで考えてっか、ざっくばらんに聞かせてくんろ。
下地の一部補修術
全面的な下地取っ替え工事
既存瓦を使用するRe工事
住宅・アパートなど
農家さん本家など
神社・仏閣など
下地の取っ替え工事ご依頼送信フォーム!
明らかに下地がNGだと感じているお客さん、取っ替え工事をご検討のお客様、まずは屋根点検をいかがでしょうか?
※屋根点検料(無料)
下記の内容をご記載頂き、必ず修理したい箇所の画像を添付し、お申し込み下さい。
お電話でも
048-833-4304