- Home
- 新建材ガルバリウム鋼板で屋根を葺く
鉄とアルミのイイとこ取り、ガルバリューム。
この金属を使って瓦そっくりな屋根を葺くことができる!
屋根の葺き替えを検討してくれてるお客さんの中にゃ、この名称を聞くことも多いでしょーな。
ガルバリウムとは鉄の耐久性とアルミのサビにくさ、軽さの、両方合わせ持つ屋根の新建材だわ。
軽いもんだから、今のボロい屋根を壊さずに上から二重張りすることだってできんだ。
いつもの瓦とはちっと違うが、金属屋根には金属の良さっつーもんがあってよ。
そんなガルバの特性をしっかり知った上で、やまざきが10年保証付きで葺き替えすっべ。
このページの目次
ガルバリウムという金属はなんぞいな?
ガルバリウム・・・なんだか聞き慣れない建材名と思うかも知れません。
実はこのガルバリウム鋼板という呼び方、金属素材の名称と思いきや、ポストイットやセロテープやなんかと一緒で、商標名がそのまま一般名称となってしまったパターンで、日鉄住金鋼板株式会社の製品名だったのが、一人歩きしたわけですが、登録商標でもあるので、ほんとのことを言うとやたらめったら使えないのが実情。
ガルバリウム鋼板とは、米国のベスレヘムスチール社で開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板です。そのめっき組成は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなっています。アルミニウムの長期耐久性と耐熱性に、亜鉛のガルバニックアクション(犠牲防食作用)を合わせもつため、使用環境により、亜鉛鉄板(Z27)の約3~6倍の耐久性が期待できる優れた表面処理鋼板です。
優れた経済性と耐食性、耐熱・熱反射性と加工性に優れためっき鋼板
- 優れた長期耐久性
- 大気中に長時間さらされてもその美しさは衰えにくく、様々な環境や用途で亜鉛鉄板(Z27)とくらべても3~6倍の耐久性をもつことが確認されています。
特に、海岸地域や工業地域の厳しい環境の中でその特性をいかんなく発揮します。
- 地球にやさしい素材
- R処理被膜はクロメートを一切含まない特殊被膜を付与したものです。
- 優れた耐熱性
- ガルバリウム鋼板は、めっき成分重量比で55%、容積比で80%とアルミニウムの含有率が高いため、アルミめっき鋼板に近い優れた耐熱性を持っています。
このため、良好な熱反射性と合わせて、オーブントースター、炊飯器等に使用され優れた効果を発揮しています。
- 熱反射性が良好
- ガルバリウム鋼板の表面は、反射率が大きいため、表面の温度上昇が少なく屋根に使用した場合、室内の温度上昇防止に大きな効果をあげ、屋根材として優れた効果を発揮しています。
- 表面は平滑で、美麗
- 表面は、銀白色に輝く独特の細かいスパングルを有するため、建築部材としても好評です。
- 亜鉛鉄板と同等の加工性と塗装性
- ガルバリウム鋼板は、亜鉛鉄板と同等の成形加工が可能です。
又、後塗装も亜鉛鉄板と同様に行うことが可能です。
その性能は随所で紹介されてはいるが、実は地球環境にもグッドなモノでよ、SDGs(持続可能な開発目標)ってのにもよ、貢献してる素材でもあんだぁ。
ガルバリウムという素材の特徴
それでは、このガルバリュームの素材自体の特徴を掘り下げてみましょう。
- アルミ・・・55%
- 亜鉛・・・43.4%
- シリコン・・・1.6%
※マグネシウムを配合したモノもあり
つまり、この金属を使って加工した屋根建材を、わしらが多く使うことでシェアっつーのが上がり、売れることで生産コストがぐんぐん下がる。それが、建材としてスタンダードを築く道なわけだ。まずは、新建材ってのは、わしらが扱いやすくないと、それがどれだけイイ素材でも普及はしないんだわな。
アルミニウム
まず、一番配合率が高いアルミという素材の特徴です。
言わずと知れた「アルミニウム」という元素で成り立った元素記号は、中学生の時に習ったと思いますが、「AI」と記されます。
アルミは建材としては最強とも言われており、主に施工業社側のメリットが多い点が特徴と言えます。
軽い(鉄の1/3の比重)・強い(たわみ比率が鉄よりも優れている。)・錆びにくい・加工性が良い。こうした特徴を持っており、最後の電気を通しやすい、熱を伝えやすいというトコロを除けば、ほぼ建築建材として考えるメリットが豊富である。
シリコン
鉄、アルミ、銅に次いで4番目に消費量の多い金属であり、なぜ、この亜鉛をガルバリウムを形成する上で必要なのか?
それは、メッキに使われているのです。
「亜鉛メッキ」などという言葉を耳にしたコトはないでしょうか?
鉄やアルミは、水と空気の中のイオンと結合し酸化するのだが、亜鉛の皮膜を作るコトにより、この錆の化学反応を抑えるコトができるのだ。
体に取り入れても、細胞の生まれ変わりなどに貢献する元素であり、変わりどころだと、UVローションなどにも利用されている。
亜鉛
正式名称をシリコケトンというが、略語でシリコンと言うようだ。無色透明、無臭、耐油性・耐酸化性・耐熱性が高く、それ自体は建材としては適さないが、撥水性や潤滑性も高いコトから、建材の表面に加工されたりしている。
また、ガルバリウムに配合するのは、その絶縁性も忘れていけない。アルミで通しやすくなった電気を、シリコンで抑制しているとも言える。
屋根にガルバを葺いた時のメリット・デメリット
ガルバリウムの素材自体は、建築商材として優秀というコトが理解できたと思います。新建材というコトもあり、まだまだこれからの建材とも言えますが、では、実際に屋根材としてガルバを利用した場合のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
ただし、ここで言う長所短所は、既存屋根材の代替えとして使った際にどうか?という判断材料になり、あくまで、これまでの桟瓦やスレート、トタンなどの既存建材と比較した場合ということになります。
新築時にガルバリウム屋根を前提とした作りの場合には当てはまらない場合もありますので、ご了承下さい。
メリット
屋根が軽くなる
屋根が錆びにくい
加工のしやすさは嬉しい
コストが安い
かっこいい
デメリット
夏、暑い
曲がりやすく戻らない
総工費は高くなる傾向
ガルバリウム鋼板の屋根建材メーカー
ガルバリウム鋼板の屋根材として発売している製造メーカーは、多種多様。それぞれ特徴やコストも変わって来ますが、通常の仕入れルートで入れていては、かなり高価な材料であるコトは確かです。いかにコストを下げ、お客様のご負担を軽減するか?この材料選びは、その屋根の形や立地などにより、ある程度、我々職人に委ねて頂くのが望ましいかと思います。
その中でもポピュラーなメーカーをピックアップして商品紹介などをしてみたいと思います。
- スーパーガルバテクト・・・フッ素 遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。塗膜の耐久性の高い「遮熱性フッ素樹脂塗装」を採用しました。
- スーパーガルテクト・・・遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。葺き上がりを一層引き立てる卓越した質感を誇る特殊な「ちぢみ塗装」を採用した、意匠性に富んだ屋根材です。
- スーパーガルテクト C・・・ 遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。スーパーガルテクトの働き長さを短くした「スーパーガルテクトC」は、手狭な現場でも扱いやすいコンパクトサイズです。
- さいわいルーフ1型・・・ 伝統的な和瓦の優美で風格のあるイメージを表現した金属の瓦です。軽量でシンプルな構造と役物の少数化、誰でも簡単にスピーディーに葺けるアドオン工法は、工期が短く、トータルコストも低減できる経済的な屋根材です。
- さいわいルーフ2型・・・ 和風はもちろん、洋風の住まいにも美しく映えるソフトなウェーブが特長の金属の瓦です。1型と同じく、軽量でシンプルな構造、誰でも簡単にスピーディーに葺けるアドオン工法です。
- さいわいルーフ4型・・・ 2型のディテールはそのままに、工法を進化させた金属の瓦です。表面に釘の出ない、吊子による固定方式です。
- さいわいルーフ6型・・・ 近年、流行の平板瓦にも似たデザインの金属の瓦です。1型と同じく、軽量でシンプルな構造、誰でも簡単にスピーディーに葺けるアドオン工法です。
- さいわいルーフ8型・・・ 洋瓦(S形瓦)風の堂々とした葺きあがりが得られる長尺タイプの金属の瓦です。屋根材本体が長尺ですから、工事がスピードアップし、施工が楽です。本体有効幅が、455㎜の為、瓦棒葺きのリフォーム(改修)でカバー工法や葺き替え等にとても有効です。
- さいわいルーフさざ波・・・ 表面の細かなリブとアクセントになる太いリブ模様が落ち着いたゴージャスな雰囲気をかもしだします。定尺サイズを釘打ち、はぜ掛けする工法で、スピーディーに葺いていけます。
- さいわいルーフ渚・・・ スマートですっきりしたフラットタイプの平葺き屋根材です。定尺サイズを釘打ちもしくは吊子にて、はぜ掛けする工法で、スピーディーに葺いていけます。
- さいわいルーフしおさい・・・表面の細かなリブ模様が落ち着いた雰囲気をかもしだします。
定尺サイズを釘打ち、はぜ掛けする工法で、スピーディーに葺いていけます。
- 横暖ルーフα プレミアムS・・・ ジョイント部の高い気密性・遮熱鋼板と厚みのある断熱材で断熱性能が向上。超耐候性の「フッ素樹脂遮熱鋼板」を採用した「横暖ルーフα」の最上位モデル。
- 横暖ルーフ プレミアムS・・・ 超高耐候の「フッ素樹脂遮熱鋼板」を採用。塗膜変色・褪色保証20年対応品。
- 横暖ルーフα S・・・ ジョイント部の気密性を高めた構造を採用。最大17mmの断熱材と遮熱鋼板の組み合わせが、優れた断熱性能を発揮します。
- 横暖ルーフS ・・・ 遮熱鋼板と断熱材の一体成型で抜群の耐久性能と遮熱性能を発揮する「超高耐久 横暖ルーフシリーズ」のスタンダードモデルです。
- 横暖ルーフS 1820・・・「遮熱鋼板」と「充実の保証」を実現したスタンダードモデルの狭小地などでの取り回しがしやすい6尺サイズです。
- プレーゲル・・・北欧テイストのデザインがモダンな建築物に彩りを与えます。洋風に最適です。色により和風にも適します。
- 立平葺・・・アーチ屋根にも適した、施工性・水密性に優れた屋根材です。
- 立平333・・・縦ラインを強調した、美しい屋根材です。
- 堅ハゼ・・・シンプルなフラットデザインのハゼ式屋根材です。
- 横葺・・・シダー(スギ)をイメージした自然で重厚な外観をもつ屋根材です。
- 優雅やね・・・通気工法採用で屋根材や下地板の腐食を防ぐ、高耐久性の屋根材です。
- K太くん・・・彫りの深い和風のデザインが、建物に格調と重厚感を与えます。
- シングル・・・フラットな面、アクセントのある彫り。意匠性と施工性を両立させた金属屋根です。
- ロック50・・・広い働き幅で高いコストパフォーマンスを実現する、ロック式ボルトレス工法の屋根材です。
- ロック75・・・ロック式ボルトレス工法により、足で踏みつけるだけで嵌合できます。3/100以上の緩い勾配屋根に適します。
- ルーフ86・・・合理的な断面形状の中型折板。工場から住宅まで幅広く使用できます。3/100以上の緩い勾配屋根に適します。
- 柾目FLeX・・・金属なのに柾目(平行な木目)を連想させる意匠性は、気品と安定感を演出し、幅広の平リブは洋風・和風いずれにも溶け込みます。基材には、GL鋼板の最大の特長である優れた耐食性に加え、特殊処理により曲げ加工に強いガルフレックス仕様を採用しています。特殊なジョイント形状が、優れた排水機能を発揮します。
- ダンネツトップS&Sルーフワイド・・・葺き方向と重ね代を自由に決められます。重ね代で余った屋根材を吸収できますので、廃材の削減につながります。三角形状がストレスの少ないかん合を実現しました。既存カラーベスト屋根に重ねて葺くカバー工法が可能です。
- ダンネツトップ6-1ワイド・・・6枚で1坪の定尺板で、本体同士を直接締結する頑強な工法です。ワイドな働き巾により、スピーディな施工を実現します!下ハゼ部形状は締結が安定し、優れた施工性を発揮します。また、上ハゼ部の折り返しを改良することで、より性能が向上しました!既存カラーベスト屋根を剥がさずに重ねて葺く「カバー工法」と屋根に穴をあけない太陽光発電システム「キャッチ工法」に対応しています!
- ICたてひらTL-455(ICたてひら)・・・ワイドな働き幅(455mm)をもつ「たてぶき」の嵌合式屋根材です。嵌合部は毛細管現象を防ぐ構造で、屋根材の基本性能である高い防水性を備えています。各部の納まりに対応した標準役物部材で、施工の省力化を実現します。
- ICたてひらスタンビーTL-333・・・圧倒的なコストパフォーマンス。嵌合部は毛細管現象を防ぐ構造で、屋根材の基本性能である高い防水性を備えています。各部の納まりに対応した標準役物部材で、施工の省力化を実現します。
- ICだんぶきダンビー303・・・「ダンビー303」は水密性が高く施工性に優れた段葺屋根材です。斜めの段が屋根の陰影を和らげ高級感を演出します。303mmのワイドな働き幅で中・大規模な建物に調和します。
- ICだんぶきダンビー190・・・「ダンビー190」は水密性が高く施工性に優れた段葺屋根材です。斜めの段が屋根の陰影を和らげ高級感を演出します。ジョイント部に化粧キャップを使用しない「キャップレス工法」は美観に優れるだけでなくコストパフォーマンスが高い工法です。
- ICひらぶきヒランビー220・・・コストパフォーマンスに優れた平葺屋根材です。上下・横方向の嵌合部の施工性が良く、工期の短縮が図れます。本体ジョイント部が目立たず一文字葺の美観を損ねません。豊富な標準色をラインアップしていますので建物に適したコーディネイトが可能です。
- ICひらぶきスーパーヒランビー極み-MAX・・・スーパーヒランビー極み-MAXは、遮熱・塗膜15年保証のクロメートフリー塗装鋼板「極み-MAX」に、ガラス系繊維断熱材「カルフォミクス」の優れた断熱効果・耐経時劣化・遮音性能を付加した高機能ひらぶき・フラットタイプの金属屋根材です。
- ICひらぶきスーパーヒランビーハイブリッド・・・スーパーヒランビーハイブリッドは、塗膜・変退色15年保証の「ヨドハイブリッドカラーGLエコグリーン」に、ガラス系繊維断熱材「カルフォミクス」の優れた遮熱・断熱・耐経時劣化・遮音性能を付加した高機能ひらぶき・フラットタイプの金属屋根材です。
- ICツインビー340・・・横葺き2段で働き幅340mmとコストパフォーマンスに優れた平葺屋根材です。長尺成形が可能なので、すっきりとした外観に仕上がりました。建物に適したコーディネイトが可能です。
- IC心木なし瓦棒455・・・心木なし瓦棒は立葺きのスタンダード工法です。シンプルな意匠が周りの風景に調和します。
- ICメタル瓦皇瓦・・・ICメタル瓦皇帝瓦(おうが)は、軽くて丈夫、割れる心配がないので、地震などの自然災害にも安全です。重厚感のある優雅なたたずまいは和風・洋風を問わず、様々な建築様式の新築・改修屋根に美しく調和します。本体の取付は表面に固定釘が現れない吊子工法で、規格部材と役物を組合せ素早く、きれいに仕上がります。本体と同じ形状のバックアップ材を採用し、断熱・防露性能を高めると同時に、うるさい雨音の減音対策にも有効です。
- IC長尺大浪・IC長尺中浪・・・シンプルな波形状の「IC大浪・IC中浪」は施工性・経済性に優れています。さまざまな用途に屋根としてだけでなく外壁としてもご使用いただけます。長さはご指定の寸法で成型いたします。(最長長さはご相談ください。)IC大浪・IC中浪とも断熱材(4mm厚)の貼付けが可能です。IC大浪は3m以上のアール加工ができ意匠性の高い設計を可能にします。
- ICキャップエース・・・「キャップエース455」はキャップ式・嵌合工法の屋根材です。山高のあるシンプルなデザインで意匠性に優れた外観を演出します。キャップエースは既存瓦棒の改修用の屋根材としてもご使用いただけます。
- エスジーエル・・・ガルバリウム鋼板の発売から約30年。確かな実績を持つガルバリウム鋼板をベースにマグネシウム(Mg)の防錆効果をプラス。ガルバリウム鋼板の3倍超の耐食性を実現しました。とくに、腐食が起こりやすい切断端部や傷部などの腐食抑制効果が大きく、厳しい腐食環境でもガルバリウム鋼板を超える耐食性を実現。カラー鋼板の下地としても最適で、加工性も良好です。
- ニスクカラーSGL・・・進化を遂げたカラー鋼板のNEWスタンダード。豊富なカラーラインナップに遮熱・耐汚染機能を標準装備。原板に次世代ガルバリウム鋼板エスジーエルを採用した高機能の汎用カラー鋼板
- 耐摩カラーSGL・・・特殊ガラス繊維配合の強化塗膜で傷に強く、つや消し調の絶妙な色味で重厚な外観が実現します。原板に次世代ガルバリウム鋼板エスジーエルを採用した高機能の高級カラー鋼板。
- ハイレタンSGL・・・海外近傍や工業地域で抜群の耐食性を発揮してきた厚膜型ウレタン樹脂塗装鋼板ハイレタン。原板に次世代ガルバリウム鋼板エスジーエルを搭載し、さらなる耐食性向上を実現しました。
- ニスクフロンSGL・・・高機能ふっ素鋼板として実績を重ねてきたニスクフロン。その優れた性能を継承しつつ、原板に次世代ガルバリウム鋼板エスジーエルを搭載した究極のふっ素樹脂塗装鋼板が誕生しました。
- テラコット・・・実績のある耐摩技術と新しい塗装技術の融合で生まれた全く新しいタイプの極低光沢窯変鋼板。
- ネオタイマ・・・ニスク独自の塗装技術によって完成した凹凸感のあるテクスチャー。今までにない重厚な高級塗装鋼板。
- タイマフロンGL・・・最高級フッ素樹脂に特殊ガラス繊維を配合し、塗膜強度と耐候性を追求。加工部(4T曲げ以上)を含む長期保証を可能にした、最高級塗装鋼板
- ネオシルキー・・・ガルバリウム鋼板に遮熱特性を付与し、大柄ちぢみ塗装を施した高級カラー鋼板です。
- ニスクカラー・・・ニスクの技術シーズを結集した高性能汎用カラー鋼板。高耐候性樹脂を全色に採用し、遮熱機能または耐汚染機能を標準装備。
- ニスクフロン・・・フッ素樹脂塗料をさらに機能アップし、ガルバリウム鋼板と組み合わせた最高級塗装鋼板。
- その他・・・カラーグリップ・カラーグリップGL・耐汚染性カラーグリップGL・フォームグリップ、サンテック、エスカラーハイコート・サンライト-GL・ニスク3コート-GL・サンライトD・セルフクリーン・ニスクエンボス・エスカラー・エスカラーGL・エスカラークリーン・エスカラー遮熱・エスカラーマット・サンネオマット・ビニエバー・Vアート・エバーフロンGL・スーパーサンフロンGLセラ・スーパーサンフロンGL・エスフロン遮熱GL・ニスクトーン・ニスクプリント・耐摩カラー・ハイレタン・耐摩カラーGL
- MFシルキー・・・MFシルキーは、特殊な遮熱顔料を採用しています。この遮熱顔料とかわら裏面の硬質ウレタンフォームとの断熱効果で、お住まいの不快を軽減します。さらに大柄ちぢみ模様で、従来品にはない個性的な深みと意匠性があります。
- efルーフ(エフルーフ)・・・efルーフ(エフルーフ)は、表面に高耐候性ポリエステル樹脂塗装を用い、優れた耐久性と耐候性を発揮します。さらに特殊な方法によってツヤを消した上品や深みのある表面意匠を実現していますので、いつまでも美しい外観を容ります。断熱材との一体型なので、カバー工法に最適です。
- CRESPAルーフ(クレスパルーフ)・・・CRESPAルーフ(クレスパルーフ)は断熱材一体型瓦でもあり、金属瓦でありながら日本瓦のような美しい波形をもたせており、和風専用の部材もご用意しております。和風にこだわりのあるお客様にもご満足いただける屋根材です。
- シルキーG2・・・MFシルキーをリニューアル。さらに特性を進化させました。強い!軽い!はやい!美しい!さらにエコ!という、いまの屋根材に求められる機能のみならず、抜群の性能を兼ね備えた屋根材です。
- MSタフワイド220・・・幅×長さ共にぐんと大きな葺き板です。運搬が容易で施工が簡単です。新築・リフォームに最適。屋根の改修が簡単にできます。和風・洋風のいずれの建築様式にもあったスマートなデザインです。熱反射性・防汚性・耐疵付き性、耐食性に優れた高機能屋根材です。
- MSタフルーフ190・・・3.3m2当り5枚使用の軽量な定尺屋根材で、運搬が容易、スピーディな施工が可能です。新設はもとより、着色セメント平瓦屋根の改修が簡単にできます。サザ波とフラットタイプの屋根材が自由に選べるので、和風、洋風のいずれの建築様式にも合った美しい屋根が葺き上がります。標準8色のバラエティーに富んだ熱反射性、耐食性に優れた屋根材です。
- MST2ワイド220・・・幅×長さ共にぐんと大きな葺き板です。運搬が容易で、施工効率が向上します。屋根の改修が簡単にできます。和風・洋風のいずれの建築様式にもあったスマートなデザインです。熱反射性・防汚性・耐疵付き性、耐食性に優れた高機能屋根材です。
- MST2ルーフ190・・・働き幅190mm、長さ1740mmと、よりコンパクトな葺き板なので、運搬が容易、一人でもらくらく施工が可能、トータルコストを大幅に低減できます。吊子やジョイント水切り不要、本体に直接釘打ちし、馳掛けした工法で、すっきりした仕上がりです。既存の着色平板瓦屋根を剥がさずに、改修できます。裏張り材を使用することで省エネにも効果を発揮します。
- MSタフ段葺17・・・継ぎ手部分がキャップレスなのでシンプルに納まり、働き幅250mm、段高17mmで、段葺き屋根特有の美しさをいちだんと向上させます。姉妹品の「タフルーフ」に比べて、段形状が高く、ダイナミックな屋根を表現します。またケラバ納めは、業界初の流線形状の膨らみをもたせ、より重厚感を高めます。手加工のいらないキャップレスの継ぎ手工法で、吊り子を用いず葺き板を直止めし、左右どちらからでも施工できるので、スピーディで簡単です。熱反射性、耐食性に優れた厳選した素材を用います。一般住宅から商業、公共施設等の大型物件まで、幅広い用途に対応できます。
- Zワイドルーフ・・・Z形状二段の長尺横葺屋根材です。継手によるジョイントも可能です。Z型で段高11mmの”特殊中間段形状”により、葺き板の強度がいちだんと向上します。緩やかな丸みを持つ段部が美しいラインを実現します。働き幅が364mmと広く、経済的で施工の効率化が図れます。SSR2007[(社)日本金属屋根協会]に定められた方法による耐力試験、ならびにJIS規格による水密試験を実施済みです。ケラバセットや中間ジョイントセット等の付属品も取り揃えています。
- MSタフビーム333・・・吊子部分が一体成型されたシンプルな葺き板で、直接下地に取り付けられ、上から踏み込むだけのかん合構造で簡単に施工できます。かん合部は毛細管現象などの水の浸入がしにくい構造です。高防水仕様として,かん合部に防水テープまたはシーリング材を充填することで、さらに水密性を高めます。すっきりした縦のラインが美しい屋根を表現します。葺き板の表面は、フラットタイプとさざ波タイプの2種類があります。最小曲げ半径3mRが可能で、様々な用途に適します。
- MSタフビーム333WS・・・吊子部分が一体成型されたシンプルな葺き板で、直接下地に取り付けられ、上から踏み込むだけのかん合構造で簡単に施工できます。かん合部は毛細管現象などの水の浸入がしにくい構造です。高防水仕様として,かん合部に防水テープまたはシーリング材を充填することで、さらに水密性を高めます。すっきりした縦のラインが美しい屋根を表現します。葺き板の表面は、フラットタイプとさざ波タイプの2種類があります。最小曲げ半径3mRが可能で、様々な用途に適します。
- MSタフビーム455WS・・・吊子部分が一体成型されたシンプルな葺き板で、施工の省力化を実現します。大きな山高と455mmの広い葺き板で、ダイナミックで個性的な屋根を表現します。かん合部は毛細管現象など、水の侵入がしにくい構造です。オプションで止水材ホットメルを装着して、さらに水密性を高めます。最小曲げ半径7mRが可能で、様々な用途に適します。
- MSタフビーム455・・・吊子部分が一体成型されたシンプルな葺き板で、施工の省力化を実現します。大きな山高と455mmの広い葺き板で、ダイナミックで個性的な屋根を表現します。かん合部は毛細管現象など、水の侵入がしにくい構造です。オプションで止水材ホットメルを装着して、さらに水密性を高めます。最小曲げ半径7mRが可能で、様々な用途に適します。
- MSタフビームⅡ42・・・葺き板に吊子部分が一体成型され、施工が簡単で、省力化に効果的です。山高が42mmと大きく、ダイナミックなラインを表現します。かん合部は毛細管現象などの侵入がしにくい構造です。防水効果をより高める(止水材ホットメルト・オプション)も可能です。
- MSタフビームⅡ42WS・・・葺き板に吊子部分が一体成型され、施工が簡単で、省力化に効果的です。山高が42mmと大きく、ダイナミックなラインを表現します。かん合部は毛細管現象などの侵入がしにくい構造です。防水効果をより高める(止水材ホットメルト・オプション)も可能です。
- MSタフロック355・・・馳部を足で踏み込むだけで簡単に嵌合できます。吊子と本体との組み合わせで雨や風に強い構造です。フラットタイプ、さざ波タイプ、アーチ曲げタイプの3種類が選べます。役物部材が充実しており、効率よい施工ができます。リフォームの際は、既存屋根の状態は必ずチェックしてください。屋根面に凹凸がある場合は、タイトフレームの高さを調整して、棟から軒先まで水勾配に合わせてレベルが一定に納まるように不陸を直してください。
- MSタフライン24・・・たてはぜのシンプルな形状で、すっきりした外観に仕上がります。葺き板と吊り子が一体化しているため、直に下地に取り付けられ、大幅な工期短縮が図れ、経済的です。最小曲げ半径5mR以上(よこさざ波)が可能で、さまざまな用途に対応できます。建物の形状、用途により、高水密性が求められる場合は、さらに防水テープを接着するMSタフライン24WS(防水工法)をおすすめします。
- MSタフライン24WS・・・たてはぜのシンプルな形状で、すっきりした外観に仕上がります。葺き板と吊り子が一体化しているため、直に下地に取り付けられ、大幅な工期短縮が図れ、経済的です。最小曲げ半径5mR以上(よこさざ波)が可能で、さまざまな用途に対応できます。建物の形状、用途により、高水密性が求められる場合は、さらに防水テープを接着するMSタフライン24WS(防水工法)をおすすめします。
- MSタフライン40・・・山高40mmの大型のラインで強度を有し、ダイナミックな葺き上がりです。葺き板と吊子部分が一体化しているため、直に下地に取り付けられ、施工が簡単です。大きなストライプは、強度・水密性に優れ、工場、倉庫、体育館、商業施設などに適します。
- MSタフカバー66・・・取り付け簡単なワンタッチ構造です。葺き板の下馳部をタイトフレームに固定するだけです。あとは上馳部を嵌め込むだけのワンタッチ構造です。施工時間を短縮します。馳締めなどの工程を省略、作業を単純化して施工時間を大幅短縮します。経済性に大きな効果があります。有効働き幅420mmと大きく、価格パフォーマンスに満足いただけます。雨仕舞は万全です。山高66mmと高く、ジョイント部は毛細管現象を防止するボルトレス構造で、雨仕舞に優れています。景観にマッチする美しい仕上がりです。骨太のダイナミックなストライプが屋根の陰影を強くアピールし、美しい屋根を造ります。
- MSタフシット42・・・葺き板に吊子部分が一体成型され、施工が簡単で、省力化に効果的です。山高が42mmと大きく、ダイナミックなラインを表現します。働き幅が280mm~455mmと自由に選択できるので、各種既存の縦葺き屋根に対応できます。かん合部は毛細管現象などの侵入がしにくい構造です。防水効果をより高める(止水材ホットメルト・オプション)も可能です。
屋根リフォームとしてのガルバリウム葺き
屋根のリフォームの場合、ガルバ葺きには2つの方法があるだに。
スッキリ解体工法 と 上からカバー工法
我ながらおもしろいネーミングだべ?
もちろん、やまざきにしか通用しないネーミングだがよ、どっちもどっちのメリット・デメリットがあるでよ。
よっく理解して貰って、お好きな方を選んでもらえっとええだがよ。
スッキリ解体工法は、廃棄処分費が高い。上からカバー工法は、人によってはスッキリしない人もいるべ。
軽い材料だからこそ、選べる工法なんだわ。
スッキリ解体工法の流れ
既存のボロい屋根
ボロい屋根の壊しと廃棄処分
スッキリ下地
スッキリ下地
✓ 古い屋根を壊してスッキリするという心象的な優位性。
✓ アスベスト入りカラーベストなどは解体時に健康被害がある。
上からカバー工法の流れ
既存のボロい屋根
解体も産廃処分もなし
既存屋根の上からの下地
既存屋根の上からの下地
✓ 屋根が二重構造となり、遮音・遮熱・防水性能がアップする。
✓ 多少なりとも重くはなる。複雑な屋根形状には使えない工法。
やまざきのガルバ葺き実績
工事ケース001
アスベスト入りカラーベストの雹被害による広範囲に割れが発生。廃棄費とてんびんにかけてカバー工法10%安が決定打となり施工。
工事ケース002
ほぼ苔状態になっているコロニアル屋根を解体処分し、下地をやり直し、スッキリ解体工法にてガルバ屋根の葺き替えを施工完了。
工事ケース003
トタン屋根を解体せず、上からグラスウール断熱材を入れ込み下地貼りをし、ガルバリュームを葺き、完了。
ガルバ屋根リフォームの オススメ度 (屋根材別)
既存屋根
工法
おすすめ度
日本瓦
スッキリ解体工法
上からカバー工法
施工NG
セメント瓦
スッキリ解体工法
上からカバー工法
施工NG
スレート瓦コロニアル
スッキリ解体工法
上からカバー工法
トタン
スッキリ解体工法
上からカバー工法
トタンスレート波板
スッキリ解体工法
上からカバー工法
スチール工場屋根
スッキリ解体工法
上からカバー工法
やまざきのガルバ葺きを検討する!
ここまで紹介したとおり、一言でガルバ葺きと言っても、お客さんの既存屋根によって対応はさまざま。
わしらもちょっと質問されたぐれぇで、なにがええ!っなんて言えねーだよ。
実際に屋根を見て、お客さんの希望や予算聞いて、保険使うか?補助金を使うか?助成金の有無なんかも、
ぜーんぶ含めて、じっくり相談できりゃ~と思ってんだぁ。
屋根のガルバリウム葺きご依頼送信フォーム!
軽い錆びにくい工期が早い!のメリットがあるガルバリウム屋根葺きをご検討のお客様、まずは無料屋根点検をいかがでしょうか?
下記の内容をご記載頂き、必ず修理したい箇所の画像を添付し、お申し込み下さい。
お電話でも
048-833-4304